ユニカが今日で閉廊するその前に...


思えば、スターポエッツギャラリー時代から
現ユニカクリエイティブスペースまで
沢山の経験とギフトを受け取った

閉廊が決まってから
いろいろと想いを巡らせ続けているのだが
この十数年の此処であった様々なことを思い返すと
それはもはやほぼ私の身体の一部であったように想う

ざっくりそのことをまとめると
このスペースが、私を望んでくれたことが
私への最大の贈り物であった
(これについては後日また書き記す予定は未定)


ひとみちゃんが作りはじめた巣は
沢山のものを生み出し
その巣を預かったともえちゃんは
全ての鳥たちが飛びたつ準備が整い
自らも飛び立つ準備ができたことを感じて
巣の役割が終わることを見極め
最期の役割としてその巣を解体していく
そう、ここに集った面々は今宵を最期に
巣立っていくのだ


巣は役割を終えると朽ちていく
沢山の卵と雛と羽を休めに来た成鳥たちを
その巣に憩わせ休らわせた
そして叱咤激励とインスピレーションを

佐々木ビル2階にあった
とてもクリエイティブな巣は
ハロウィーンの妖精たちと共に
異次元へと空間を移していくんだね


さて
“Trick or Treat”
と、つぶやきに向かうとするか

どこかでまた落ち合う
合言葉を探しに