はなひらく
ここにきて
花開くようにハートを開く人を見る
なんというか
ただ咲くときが来たから咲いた
そんな感じで
果てしなくすばらしい変容だが
改めてその人をみたらそれは
そのひとの当たり前なのだなぁ的な
確信に満ちた佇まいに唸っている
花開く前、花になることも知らずに
全力で目の前の吉凶貴雑併せ持って
いきるということ
全てのプロセスを丸呑みせず
吐き出さず咀嚼した人のそれは
よい肥やしになっているのだと思う
丸呑みしたものは、そこにそのままに
まだまだ肥やしになるには先がある
苦虫をかみつぶしたような気分でも
噛む音を面白がって聞きながらでも
結局は咀嚼した人の勝利だ
予想を超えた恩寵を
受けとる感受性を頼もしく想う
どんな花も条件さえ揃えば花開く
咲かされるのではなく、自ら咲く
それもプロセスの果てに
ようやく宇宙山羊さんのお便りを読み解く
とっかかりが見えてきた
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